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項目の説明 (図Aと図B及び加工品の写真を参照してください)
床及び天井のユニットは、両端に楔形の接合部を有する角材と六角形の接合板によって構成されている。 さらに、上下二枚の接合板は、最大六本の角材を鍔付のナットとボルトで緊結している。 そして、ユニットは正三角形の構造体の集合であるために堅牢でありながら、構成する部品の種類も少ない。 また、ボルトナットの緊結作業で組み立てるために専門の技術が不要である。 -
項目の説明 (図Aと図Bを参照してください)
柱・屋根・壁・床などは、釘または螺子で固定されるが、床と天井の躯体はボルトナットで緊結されている。 したがって、容易に解体し移築することが可能ある。 -
項目の説明 (図Cを参照してください)
一辺が980㎜の正三角形を1ピースとする。 10㎡の基本ユニットは台形または、正六角形であるが、24P(ピース)の集合体である。 したがって、同形状のユニットを増築することができる。 -
項目の説明 (加工場の写真)
主要部品の加工は、スライド丸鋸、ホゾ取機、ボール盤などの従来の木工機械で行える。 さらに、鍔付のボルトナットや合板と角材などは、ホームセンターなどで容易に入手できる。 角材は105㎜角の柱材から加工するので、輸入状況に影響されない。 -
項目の説明
(加工品、接合板と水平材の集積状況の写真) -
項目の説明
(6Pの正六角形の小屋の写真と24P正六角形の構造体の写真)
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緊急時に、専門的な知識や技術に頼らずに組み立てることが可能な堅牢な構造体である
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必要に応じて、解体し再利用することが可能な構造体である。
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10㎡を基本のユニットとして、増築を重ねることが可能な構造体ある。
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構造体の角材と接合板の合板は、特殊な加工技術が不要な構造体である。
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主要な躯体の部品の長さは100㎝以下であるため、省スペースで保管が可能である。
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応急仮設な使用だけでなく、日常のホビールームや療養空間としての利用が可能である。